バルトレージュ井伏詩人のブログ

書こうと思ったことを適当に書いてます

スマフォよりガラケーが優れていることがよくわかる物語

~某市内の公道~

歩きスマフォをしている男
(馬子ちゃんからLINEだ!何々…今日良かったらお食事どうですか?だって!?やったー!)

「ちょっと待ちなぁ!」

歩きすまお「だ、誰だ!」

警察官「俺は警察官。巡回中の警察官だ。貴様、歩きスマフォをしているな?‼」

歩きすまお「しているが…ちょっとラインが来たから見ていただけじゃないか?‼それに一応周りは意識している!」

警察官「そんなことは関係ない!ちょっと見るならなぜその場で立ち止まらない?‼そうすれば、うっかりなにかに衝突する危険性もないじゃないか‼
それに周りを意識しているかなんてそんなことは第三者の目線から見たら分かるわけないだろ?‼
目を離した一瞬!その一瞬!お前以外の‼例えば小さき幼児に、力なき老人!命を抱えた妊婦に、日々疲れを溜め込んでついに怪我をしてしまった仕事人にぶつかり、取り返しのつかない事態に陥ったらどうするつもりだ‼」

歩きスマフォ「確かに…そいつはすまなかった。」

警察官「罰として、罰金一万円だ。悪く思うな」

歩きスマフォ「ちょっと待ってくれ!そんな規則があるのか?‼」

警察官「残念だったな!ここ、ホノルルでは罰則として最大一万円の罰金を支払わなければならないのさ‼本来初犯なら3900円で済むんだが…今日は俺の機嫌が悪い。さあ払え!」

歩きスマフォ「そんなぁ…ん?おい!あいつは?‼あいつも歩きスマフォをしているぞ!あいつを取り締まれ!」

警察官「なに寝ぼけてるんだ?よく見ろ。あいつが持ってるのはガラパゴス携帯じゃないか」

歩きスマフォ「?!だからといってと見逃すのか?‼歩きながら操作していることには変わらないじゃないか❗」

警察官「しかしなぁ…歩きガラパゴス携帯を取り締まる条例はないからなぁ…そんなことはどうでもいいじゃないか。払えよ。」

歩きスマフォ「そんなぁ…うわああああああ!」



井伏詩人「今日もまた、スマートフォンが取り締まられて行く…」

警察官「おい!あそこにもスマートフォンがいるぞ!取り締まれ!」

スマートフォン「おい!俺はまだなにも…!うわああああ!」


歩きスマフォ「なんだあいつ!スマートフォンが取り締まられて行くなか、悠々と進んでいる!何者だ?」

よそみフォン「おい!あいつがてに持ってるのガラケーだぞ!だからあいつは逃れられているんだ!」

嗅ぎスマフォ「なるほど!なら早速ガラケーに変更だ!ショップはどこだ?‼」

iPhone「あったあそこだ!みんな!行くぞ!」

警察官「待て‼逃がすか!」




ショップ店員「いらっしゃいマセー」

スマフォたち「俺達をガラケーに戻してくれ!頼む!」

ショップ店員「かしこまりました。ただですね、今ガラケーていうのは店舗に置いてなくて、在庫がない状態なんですよ。ですので取り寄せというかたちになります。」

スマフォたち「なんでもいいから早くしてくれ‼やつらは入り口まで来てるんだ!
いつに届くんだ?

ショップ店員「それがですね、ガラケーというのは今はスマフォが主流の時代ですので、そもそもの在庫が少ないんです。そのわりに、未だガラケーユーザー様はいらっしゃいますので、そちらのかたに流れちゃうから尚更在庫がないんですよ。ですので早くて1ヶ月、遅くて3ヶ月ほどかかることも…」

スマフォ「そんなに待てるか❗どうにかならいのか?」

ショップ店員「申し訳ございません。これができる精一杯の対応でございます。ではお時間が来たので閉めますね。またあすいこうよろしくお願いします。」

スマフォ「おい!ちょっと待ってくれ‼入れてくれ!せめて今だけでも…」

警察官「やっと見つけたぜ…手間かけさせやがって…覚悟しろ!」

スマフォ「助けてくれ!うわああああ!」




井伏詩人「悲しいな。これがただ時代に流されるまま生きてきた人間の末路か…」

時代とともにスマフォは普及していった。理由は単純明快、便利だからだ

ラインアプリの普及によりさらに簡潔に、無料で通話ができるようになった。

片手で楽しめるゲームアプリは今までにない手軽さで、仕組みは単純なのに、楽しめる要素(ガチャの要素やパズルの要素)が盛りだくさん。

動画サイトの普及によりもろ手を離しても楽しめ、アダルトサイトも簡単に見れるから、盛りの男児たちの強い見方にもなっている

井伏詩人「確かに便利だ、しかしスマフォは便利すぎたのだ。夢中になる要素がいくらでもある。だからこそ危険なのだ。」


ながらスマフォによる事故は近年増えている

2016年は1999件死亡事故は27件にものぼる。
それだけ夢中になる要素があるのだろう。

井伏詩人「便利すぎる機能。しかしその代償は大きい。ガラケーの時は通信費込みで4000もいかなかった。そんな人たちもいたはずだ。しかしスマフォは機種によっては10000を越える。
俺はスマフォからガラケーに乗り換えたことにより浮いた資金をタワーマンションの建設に当て、司法の力を堂々と逃れながらも、ながらスマフォどもを見下す位置にたてた。」

井伏はガラケーに乗り換えたことにより優遊自適な生活をてにいれた。しかしガラケーには唯一の欠点があった。

井伏詩人「今日もメールが来ない…今時メール機能なんて使うやついないか…今はみんなLINEで繋がっている。電波だけじゃない。心もスマフォで繋がっているんだ。iPhoneユーザーはsiriという心強い味方がいる。機種と心をかよわせることもできるんだ。それに比べて俺は…」


みんな未知なる驚異から、不条理な力を持つ司法から逃げている。しかし皆協力している。繋がっている。

井伏「どうやら俺は携帯だけじゃなく、


俺自身もガラパゴスだったようだな…



そう言い残し、井伏は姿を消した。
彼の行方を知るものは、いない。
Gps機能もないガラパゴス携帯じゃ、とても…



Fin